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犬は食後20分から歯の表面に汚れが付着し、6〜24時間かけて歯垢・プラークになります。この歯垢が石灰化して歯石になるのにわずか3〜5日です。歯石とは、歯垢が石灰化したものです。歯の表面に歯石が付着する事で、ばい菌が増えやすい環境が整います。このばい菌が口臭の原因となります。よって歯石が付いた口の中がばい菌だらけと言う事になります。

歯周病には、歯肉炎と歯周炎が有ります。歯肉炎は、歯面に歯垢・プラークが付着して起こります。適切な治療と予防によって管理出来ます。しかし歯周炎に進行してしまうと、歯を支える歯槽骨や歯根膜が破壊され最悪の場合、歯を失います。まれではありますが、菌血症により心臓・肝臓・腎臓などの臓器に障害を起こす事もあります。

眼の下が腫れてきた、これは歯科疾患による臼歯の根尖膿瘍が原因になっている場合が大半です。抗生物質を飲むと一旦症状は引きますが、抜歯しなければ完治しません。

口臭が強くなり、顔が腫れて来た場合は腫瘍の可能性が有ります。

歯の本数が足りない場合、歯が歯茎の中に隠れている場合が有ります。この場合レントゲン・CTで確認して抜歯処置を行います。

歯から出血(露髄)が出ている場合と出ていない場合とで処置が異なります。歯が折れて出血してから時間が経ち過ぎていると歯を残す事は出来ません。歯が折れて出血してから直ぐもしくは歯から出血して無い場合は、歯を残す事が出来ます。

犬では、非常に珍しいものです。発見が早ければ歯を残せますが、これも時間が経っていると抜歯になります。

特に小型犬(チワワ、プードルect)に多く歯並びが悪くなってしまったり、噛み合わせが悪くなってしまいます、生後6ヶ月ぐらいの歯科検診が非常に重要になります。時期が遅くなると矯正が難しくなります。

犬歯が前に向いている場合、歯に器具を装着する事で矯正する事が可能です。

猫で食欲が無くなったり、痛み、よだれがひどくなって来院する事が大半です。この場合、臼歯の全抜歯を行い炎症が起きている粘膜は、炭酸ガスレーザーで処置します。

EMP(エムドゲインゲル)は、スウェーデンのビオラ社で開発されたブタ歯胚組織を使用した歯周組織再生用材料です。歯石除去後に歯肉下に注入することで歯周組織が再生します。